「はちみつ」を瓶詰めやスティックに詰める場合、工場に委託などすると混ぜものをする印象があります。
「はちみつ」は粘土が非常に高いため、瓶詰めなどを手作業で行うのはとても時間がかかり、できれば私たちもその工程を効率化したいと考え、日本のいくつかの工場に依頼しようと思いました。
しかし、はちみつに手を加えない状態での瓶詰め(スティック詰め)は全て断られました。
それは、前述したとおり「はちみつ」の粘土は非常に高いため、工場の管が詰まってしまう危険性があるためだそうです。
そのため、はちみつの粘土を下げる方法(何かの成分を加えるか、加熱する)を実施してよければ、工場で瓶詰めやスティック詰めをしてくれると・・・。
しかしそれは私たちの「生はちみつ」に関するコンセプトと一致しないため、自社で全て詰めることにしています。
私たちの「生はちみつ」を知ってもらう
せっかくミツバチたちが一生懸命つくってくれた「はちみつ」で、また私たちも正しく一生懸命採蜜しているのだから、瓶詰めなどの工程でそれを無効化したくはありませんでした。
私たちの生産する「生はちみつ」のコンセプトは下記のとおりです。
- 異なる産地(養蜂場)の「はちみつ」を混ぜない
- 「はちみつ」に何も混ぜない
- 「はちみつ」に加熱しない
多くの人に知ってもらうために、また私たちはビジネスとしても取り組んでいるため、もちろんできる限りの効率化を試していきますが、「生はちみつ」に関しては上記のコンセプトを守っていきたいと思います。
ミツバチにとっても私たちが良いパートナーと感じてもらえるようにしたいですね。